しんかんせんを「ちんかんちぇん」と言う4歳も終わりになる息子。
年子あるあるなのか、2人以上お子さんがいる方あるあるなのか分かりませんが、長男にばかり目が行ってしまいます。
長女は何でも「無難」にこなすんですよね。
話すのも早いし、固いご飯が食べられるようになったのも早い。←これは離乳食に力を入れてなかった私のおかげ(笑)
それに比べて長男は話すのも遅かったですし、全てにおいて
不器用なので余計に心配なのかもしれません。
そんな長男は発音もやっぱり微妙。今日はストローを使った発音練習についてご紹介します。
「つ」が「ちゅ」になる幼児は舌先に注目して発音
実は私は以前発音に関して勉強をしたことがあるのですが、大人の発音の直し方でした。
「つ→ちゅ」
になる人には、「舌」の位置を意識してもらうのが一番です。
「つ」は上の歯の前歯裏側に舌先がつきますよね?
それが、「ちゅ」だとどうでしょうか?
舌先は前歯の裏側についていますか?前歯よりももっと口の中よりに舌がくっついてますよね。
これを5歳の子どもに教えるのは難しい・・・。それで言語聴覚士の先生に相談した訳です。
息子が練習しているのを見て、娘に比べて
口の動きが硬い
印象がものすごくあります。
子供のサ行・「つ」の発音について言語聴覚士の先生に相談
「さしすせそ」と「たちつてと」の発音がおかしい息子
たとえば「くつ」→「くちゅ」、「はし」→「はち」、「すいとう」→「ちゅいとう」、「せんせい」→「ちぇんちぇい」等小さい子が言うと可愛い言葉。
本人に「くつ」だよ?と指摘すると何も言わなくなってしまうんですよね。
そこで知り合いの言語聴覚士の方に相談してみることにしました。
息子のような「ちゃちちゅちぇちょ」になってしまっていても3~5歳で落ち着いて来るそうです。
娘はまだ3歳なので特に気にしなくて良いのだとか。
息子は5歳目前ですが、少し目立つということで検査をしてもらうことにしました。
発音テストの結果は・・・現在獲得中!?
発音検査の内容は
- 名詞の絵カードが20枚程あり、一枚ずつゆっくり言わせる
- 先生が言った言葉を覚えて同じように言わせる
- 少し長い文章を言わせる「明日晴れたら遠足に行ってお弁当を食べます」等
検査終了後先生は、
現在獲得中ですね!
とおっしゃいました。
というのも、ゆっくり言わせたり、一つの音だけ言わせたり(「つ」だけ等)すると言えているんだそうです。
口の動き、舌の動きを教えて行くと早く習得できるということで早速教えていただくことになりました。
家でできる幼児のサ行・「つ」①「へぇ~」の練習
お子さんの発音練習は家でもできて超簡単!!
ココがポイント
1.あっかんべーの「べー」の口をします。
2.そのまま「へ~」と言う。
これだけです。
「へ~」を言おうとすると、唇と舌の間に隙間があきますよね。
そのまま小さめの声で「へ~」と言うのが良いそうです。
息子は歯が出てしまうので、手鏡を持たせて見せるようにしているのですが、否定されるとシュン・・・となるのでね、うん。面倒。
家でできる幼児のサ行・「つ」発音練習②ストロー練習
「へぇ~」が上手になったら今度はストローです。
おなじくあっかんべーの口をしてそこにストローを置きます。
口では説明しにくいので、何かないかなと思い探しているととっても良いサイトを発見!!
「国立特別支援研究所」のサイトにまさに同じものが動画で掲載されていました。
動画はこちら。「サ行音指導方法動画」
息子が教えてもらったのは、長いストローを3等分か4等分に切って短くして口の上に乗せていました。
あとはほぼ同じです。
手鏡を見ながら自分の口を確認しながら練習するのがポイントだと言われました。
幼児のサ行・「つ」の発音練習まとめ
これで数ヶ月練習しましたが、現在は微妙な時もあるけれど目立たない程度に改善されています。(5歳半で目立たなくなりました)
小さい頃は可愛いと思える言い方でも年中になるとお友達に指摘されることもあるようで、直って良かったなというのが正直な感想。
言語聴覚士の先生がおっしゃっていたように獲得中だったということと、練習したことで早く訂正ができたのかなと思います。
練習を頻繁にするのはとても嫌がったので、ストロー練習をしたら○○して良いよ!などご褒美制にしてみたり・・・。
1分位の練習なのでそこまで苦になることはないと思います。
発音がちょっと気になるお子さんに遊び感覚でぜひ試してみてください。