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元保育職ママが思う「この園はダメ!」見学に行く時におさえるポイント!【保活体験談】

あずみ
こんにちは。元保育職で「保活」の記事もいくつか執筆させていただきました、あずみです。

そんな私も、現在2人目の保活真っ只中…!結果が出るまで落ち着かない日々が続きますが、日々できることをがんばりながら、良い結果を祈ろうと思っています…!

こんな時だからこそ特に思い出すのが数年前の上の子の時。私にとって初めての保活…。

ママとして保育園に触れるのは初めてで、認可・認可外保育園合わせて10カ所以上の園見学に足を運びました。

園見学で園の良い面が見えたり「この園に入りたい!」という気持ちが強く芽生えるシーンはもちろん多くあったのですが、実は、逆も然り。

あずみ
園見学中の園の雰囲気や先生の対応で「え?」と思うタイミングも、何度かあったのです。

園見学で疑問を感じ、「ここはあんまりかな…」と感じられることも、見学に行くメリットだと私は思います。

その理由も交えつつ、今回は体験談として、「こんな園は要注意!」と私が感じたポイントを5つ紹介していきます。

こんな保育園はダメ!見学でおさえておくべきポイント5選

保育園に入れて嬉しい~と思っていざ通ってみると「あれ?先生の対応ってこんなのだったかな?」とか、「融通もっと効かせて欲しい!」と思う事が出てきます。

園見学でしっかり園を見ておくことで、こういった疑問を一つずつ解消していくことはとっても大事です。

実際に園見学に行く際におさえておきたいポイントを5つご紹介します。

 

約束を忘れられていた!結果突撃訪問状態となり、不安な保育の実態を垣間見る

あずみ
いきなりびっくりさせてしまったかもしれません、申し訳ありません…(^^;)

まず、ほとんどの園ではこんなことはありませんので安心して見学に行かれてくださいね。

これは、見学日時を先方(見学をさせてもらう保育園)の指定された時間に決定をしたにもかかわらず、当日訪れるとキョトンとされました。

結局、なんとか園内の案内などをしてくれましたが、せっかく見せてもらってなんですが、完全に候補からは外れました

保育園の場合、このパターンは「先生同士の連携がうまくいっていなかったり、情報共有や役割分担がうまくいっていないのでは…?」と感じたのが本音です。

誰しも失敗はありますが、電話対応をされた先生から他の先生方に伝わっていなかったのだと思いますし、この園は認可外保育園だったのですが、明らかに保育士の人数が不足。

実際「人に見られていない(子どもは他言できないので)」時間と、保護者などが来る時間で保育の質が大きく異なっているんだろう、ということが想像できました。

ある意味、突撃訪問の状態になったのでいろいろな部分が見えて良かったですが…。

ちゃんと予約をしたのに、それすら忘れられるようでは、もし入園しても何かと不安です。

「郷には入れば郷に従え」押しつけ感が強すぎる!

まず前提として、どの保育園でも入園をしたらその園の方針ややり方にある程度合わせることは必要かと思います。

しかし、見学時の説明の段階で、このカラーが強すぎる園がありました。

ちょっと極端だなと思ったので、書かせていただきます。

 

融通が効かない

園が預かる時間は保護者の仕事時間+急ぎ足分の通勤時間。

ここまでは納得がいくのですが…。

「一刻も早くお迎えに来てあげてください。お休みの日はお子さんも休んでください。自転車に買い物袋が乗っているのが見えたりすると不快になるのですよこちらは…」といった先生の口調に不安を感じました。

子どものためと言いつつも、融通が利かなさすぎる印象でした。

 

個々の発達よりも「◯歳だから」という押し付け

「○歳児の○月からオムツ外しを始めます。○月頃までにオムツが取れなければ、プールや遠足も難しくなりますのでご家庭でも協力を…」

こちらも、言い方の問題なのですが、「個々の発達には応じてもらえないの?」という不安や、ペナルティのような言い方に不安を感じました。

 

見学時の説明でこれだと入ってから親も子も大変だな…と。

あまりにマニュアル化した保育園は、少なくとも私は子どもとゆったり向き合えなくなりそうな自分が怖くなりやめておきました。

上の先生が園のことを知らなさすぎる!日頃担任などに任せっぱなし?

園見学では、園長先生や主任クラスの先生が見学者の対応をしてくれるケースが多いです。

もちろん、園の特色・方針などの質問には大半答えてもらえます。

しかし、ある園では出た質問の大半に対して上の先生が担任や周りの先生に頼りきりの状態でした…。

あずみ
体調不良時の対応は?
保育士
いつもどうだっけ?寝る場所あったっけ?熱何度で電話だっけ…?
あずみ
...

 

あずみ
何かプログラムを取り入れていますか?
保育士
何かやってたっけ…?○○組さんどうしてる?(担任に聞く)
あずみ
...

 

あずみ
保育料以外にかかるお金は?
保育士
えーっとえーっと…(焦)
あずみ
...

 

といった感じで、参加しているこちらが気を遣うほどの焦り様でした…。

「日頃園として見通しがなく、担任の先生などに任せきりで連携がない状態なのだな」と予測できました。

また、仮にもしそうであっても、見学者を対応することが決まった時点で、これくらいの質問は予想できたはずです。

立場が上の先生が、資料を読んで施設を案内する以上のことはノータッチ。

もし入園して、クラスで相談しにくい事案や大きな悩みが出た時を考えると、「ここは信用できるのか?」と不安に感じてしまいました。

 

先生の身だしなみ、話し方…見学者が来る日すらも不安な状態は考えもの

人を見た目、話し方などで判断するのは良いことではないかとは思います。

しかし、安全安心が求められ、子どもの成長の大切な時期に関わってくれる保育園の先生に対しては、やはり気になるポイントも多いですよね。

園見学では、実際に子どもと関わる先生(管理職クラスの先生以外)を見ることができるのも嬉しいポイントかと思います。

実際入園すると、どの先生もが、担任やよく関わることになる先生になる可能性がありますよね。

こちらも、見学者が来ている状況の中でも、次のようなクセが出てしまっている先生がおられました。

・身だしなみや清潔感に欠ける(ジャージの裾を踏んでいる、長い髪をまとめず抱っこしている子どもの顔に当たっている)

・子どもに対して口調がきつかったり、子どもと接する場でふさわしくない言葉がふと出てしまっている

・見学者があいさつをしても会釈すら返さない

・子どもと接しているのに一切笑顔がない

数分の見学ですべてを決めつけてはいけませんが、第一印象は大事ですよね。

特に「あいさつなどの社会常識や、子どもとの接し方をしっかりされている先生か」というのは、安心して子どもを預ける上でとても大切なポイントかと思いました。

説明が明らかに不十分!「人と人」としての対応に疑問を感じた園

こちらの保育園は、ワンフロア保育の小規模園だったのですが、見学を園側から14時頃(お昼寝の時間)に設定されました。

はじめは電話対応も親身な園長先生に対して好感を抱いていたのですが…。

実際指定日時に訪れてみると、「お昼寝中なのでインターホンを鳴らさないでください」の看板が。

これはよくあることなのですが、ノックを数回しても誰も出てきてくれず数分が過ぎたので、電話をすることに…。

すると、やっと園長先生が出てきてくれましたが、謝罪もなく小声でフロアの一角に案内されては、資料を手渡され「では今日はこれで…」と。

「え…?」と思っていると、「そんな見てもらう部分もないですし、読めばわかるかと思いますし、子どもたち起きちゃいますので…」と言われまた玄関まで見送られて終わり…。

「園長先生がこの時間を設定されたんですよね?見たい、話したいから見学に来たのですが…」

言えませんでしたがすごくモヤモヤした見学でした。

「先生対保護者」以前に「人と人」としての対応に疑問を感じました。

 

もしお昼寝の時間を指定された時に確認したいこと…!

見学をお願いした園でも1園だけでしたし、私が以前働いたことのある数カ所の保育園でも、お昼寝の時間に見学はまず受け入れていませんでした。(よほど見学者がその時間を希望していたら別ですが…。)

…という経験から、もしこれを読まれている方が園見学を申し込んでお昼寝の時間を指定されたら、以下のことを確認していただくと良いかと思います。

・保育園での活動の様子を見たいので、別日でもいいので午前や夕方にお願いできないか

・いろいろ聞きたいことも出てくると思う。我が子が泣いたりするかもしれない。お昼寝中だと迷惑をかけてしまわないか(謙遜しつつも「別の時間だめですか?」といった意味合いで)

または、「提案された時間は都合が悪い」と断って別日の活動時間を検討してもらうのが良いでしょう。

お昼寝中の見学は、在園の子どもの睡眠を妨げるのはもちろんですが、見学者にとっても(子どもの日頃の様子を見たり保育環境のイメージをつかむことができるといった)メリットがないからです。

ただし、園がその時間をおすすめする理由・事情がある場合や、お昼寝をもうしない4~5歳くらいのクラスを見学したい場合にはこの限りではありません。

ネガティブな経験も、保育園選びではプラスになるので頑張って!

今回紹介したものは、あくまで私が「いち保護者としてネガティブに感じた園見学でのできごと」です。

同じような仕事に関わったことがあるため、少し神経質になってしまった部分もあるかと思います…。

しかし、保育園という施設性を考慮しても、やはり今回挙げさせていただいたような園は、やはりあまりおすすめできる状況ではありません。

保活は、ただでさえ、気になる点数、膨大な書類、混雑する役所、ぎりぎりまでわからない結果…と心身共に消耗してしまう悩みがたくさん出てきてしまいます。

そのうえ「園見学でモヤモヤが増える(可能性がある)なら…」と、より消極的になってしまう方もおられるかもしれませんね。

あずみ
でも、園見学でネガティブな経験ができることは、ある意味ラッキーかもしれません!

願書を出す前に、実際足を運んだからこそわかる「イマイチ」な園を候補から外すことができるのは嬉しいですよね!

他の記事でもお伝えしましたが、雰囲気や実情が求めるものと合わない園を“外す”というのも、園見学の大きな目的だと私は感じます。

小さな子どもの子育てに、タイトなスケジュールに忙しい中大変ではありますが、もしイヤな思いをしてもこのような“メリット”もあると捉えて、園見学には積極的に参加をしてみてくださいね。

 

 

*ちなみに私は現在、認可保育園の保活においてはかなり不利となってしまう在宅ワーカーです。

そのため、保活の際には希望順位の低い認可外保育園にもいくつか見学に行きました。

実際には、ここまで多くの園見学はあまり必要ないかと思います。(考えるだけでつかれてしまうかと思います…。)

また、そんな私ですが、家で赤ちゃんがそばにいる状況&収入などの実績も伴わない在宅ワークでの保活でしたが、諦めずにできることを順にこなしていった結果、希望の認可保育園に子どもを入園させることができました。

同じような状況の方や、保活にユウウツしか感じられないという方…(><)そちらの体験談もあわせて参考にしていただけると嬉しいです。

参考フリーランスの保活は厳しい!?待機児童が多い激戦区でも保育園に入れた体験談を全て紹介

 

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あずみ

4歳差兄妹のママ、娘は平成最後の夏生まれです。産前は小学校・学童保育・認可/無認可保育園で働き、現在は在宅でライターをしています。自分もお世話になった子育てメディアに恩返しできるよう、初心を忘れずがんばります♪

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