前回までは、保育園の見学(園見学)をしておくメリットや、予約の電話のかけ方について紹介させていただきました。
参考【保活】保育園選びに重要な見学のポイント3つ+心がけたい2つのこと
参考【保活】保育園見学に予約は必要?時間帯や電話での会話例など具体的に紹介!
「マナー…」なんていうと、ちょっと構えてしまうかもしれませんが、基本的に園見学は親子のための温かい時間であり、堅苦しい物ではありません。
最低限のポイントを押さえておくだけで、より先生や他の参加者の方も、そしてご自身も気持ち良く有意義な時間を過ごせるようになります!
簡単なチェックポイントばかりなので、お気軽に読んでみてくださいね、
保育園見学の持ち物!当日は何を持って行けばいい?
電話で見学日時が決まったら、当日に向けて準備をはじめます。
ここからは、当日持参した方が良い物について紹介します。
電話口で教えてもらえる場合もありますが、あまり時間をかけて話すことができない予約の電話では、すべてを聞くことはできません。
なので、特に指示が無かった場合も含め、園見学の際には次のものは持参するようにしておきましょう。
(保育園のホームページなどに「見学の際は~をお持ちください」と書いてあるなど、指示がある場合はそれに従ってくださいね。)
筆記用具 ボールペン・メモ帳 |
メモを取るのに必須。予約の際に確認する事項などもメモできるよう、保活用のノートを作っても◯ |
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A4クリアファイル 書類が入るバッグ |
園のパンフレットや書類をもらうので、帰りは少し荷物が増えます |
母子手帳 健康保険証や医療証 |
見学者にアンケートやちょっとした子どもの情報を書いてもらう園もあります |
オムツ ウェットティッシュ |
「保育園だから貸してもらえるだろう」はNG。園の備品は園児のためのもの。いつものお出かけセットは持参しましょう |
上履き スリッパ |
園によってはスリッパの貸し出しや靴下のまま見学という場合もありますが、折りたためるコンパクトなものがあると安心。 子どもの分は基本的には不要です。 |
羽織りものなど | 親子ともに、軽く温度調節のできる服装だと安心です。 園によっては冷暖房の強い部屋で座って説明を長く聞くケースや、園庭に出て遊びの様子を見る場合もあります。 |
お茶などの水分 | おやつやミルクは基本は見学中はNGですが、水分は適宜あげられるよう持参しましょう。 (始まる前にあげておくとなお◎です。)暑い日や遠方の場合などは、ママ自身も始まる前に水分補給を! |
抱っこ紐 | 一人で椅子に座ったりママの膝の上でおとなしくしているのが難しいお子さんを連れて行く場合には、抱っこ紐があると便利です。 ベビーカーで行っても園内では使用できませんので、話を聞いたりメモを取る際などに抱っこ紐があると便利です。 |
ポイント
ただ、調べてみると「上履きは不要だった」「なくてそのまま見学したけど別に問題なかった」という意見も多いようです。
コンパクトにたためるものも収納袋付きで100円ショップにあったり、と、一足用意してこの先なにかと便利な上履きですが、どうしても用意できない場合にはこちらはなくても大丈夫なようですので、ご参考までに。
また、基本的には保育園におもちゃを持って行くのは紛失や他のお友だちが気になってしまう場合があるので好ましくありません。
ただし、赤ちゃんや小さな子どもでどうしても手放せないおもちゃがある場合には、必ず記名をして、穴やタグ部に紐(おもちゃストラップなど)を通してママバッグからはずれないよう注意をしてくださいね。
保育園見学時の服装は?
園見学当日は、どのような服装で行けば良いのでしょうか。
保育園と言えば、入園式に参観に…と親子ともにフォーマルな服を用意した方が良いイメージがあるかもしれませんね。
むしろ、動きやすい平服でOKです!
ただし、華美な服装(ピアスや香水なども含)や、大人が素足で参加をするのは避けた方が良いでしょう。
華美な服装や香水等のにおいは、他の園児がびっくりしたり環境的にそぐいませんし、装飾や素足(爪)は思わぬ怪我につながる可能性があります。
また先述のように園庭を見学する場合もありますので、サンダルではなく履き慣れた靴で行くのが良いですね!
一人歩きができるお子さんにも、履き慣れた靴を履かせてあげてください。
また、階段の昇降や、隣をよそのヨチヨチ歩きの子が歩くなどの場合もありますので、スカートよりもズボンを着用しておく方が無難です。
送迎時のコーディネートについてまとめているので、こちらも参考に☆
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保育園見学に手土産、お礼っているの?
園見学の際に「案内をしてくれる先生や園長に手土産を持参した方が良いのか」という疑問を持たれる方もおられるようです。
私も短期間ですがいくつか保育園で働いて見学の方を見たことがありますし、我が子の保活でいくつもの園をまわりましたが・・・
渡している方を見たことありませんし、おそらく受け取ってもらえないケースがほとんどかと思います。(在園児家庭からのお土産も受け取れない園が多いです!)
「忙しいなか案内をしてもらうわけだから…」というお気持ちはわかりますが、そのお礼の気持ちは言葉や態度で示すだけで十分に伝わります♪
帰りがけに「今日は本当にありがとうございました」「ますますこちらの園にお願いしたい気持ちが強まりました」といったあいさつがあったり、お子さんが「バイバイ」と笑顔で手を振ってくれる。
保育園の先生にとっては、園を魅力的に思ってもらえたり子どもが笑顔になってくれることが、見学者の案内をして一番のうれしさにつながるかと思いますよ!
保育園見学会のスケジュール!1時間~1時間半で解散
ケースバイケースですが、何組も親子が集まって見学会のようなかたちで園見学の案内をされる場合には、おおよそ以下のような内容・時間配分であることが多いでしょう。
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1説明会
会議室などに集まって座って説明を聞く(約30分)
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2園内見学
園内、各クラスや設備を見て回りながら、子どもの様子の見学や園の特徴について知る(約30分)
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3園長など挨拶、質問会
玄関前にて軽く先生からあいさつ、質問がある場合はその場やもう一度別室で対応してもらう時間が設けられる(約20分)
step
3解散
質問がない方・終わった方から流れ解散
これらを含め、約1時間~長くて1時間半ほど設定されている場合が多いかと思います。
そんなに長時間ではありませんが、たとえばこの間ずっと抱っこ紐を予定している場合には「寝るだろうからブランケットを持って行こう」「レッグウォーマーをはかせておこうかな」とか。
座れるけれど集中力が持たないかな?と思える場合には「お絵描きをしても良いようもう一本ペンと裏紙でも持って行こうかな」などといった感じです。
冷えが気になるママは厚手・長めの靴下でもよさそうですね。
あまり大荷物にしてしまうと、見学中は基本的には抱っこプラス荷物をすべて持ち歩くことになりますのでハードです…。
園見学はお子さんも慣れない環境に行き疲れてしまうかと思います。
そのままお出かけなどあまり詰め込んだスケジュールを立てず、荷物も移動も最低限にしておかれると良いかと思います(^^)
早めの報連相を!マナーを守ってみんなが楽しい保育園見学に!
最後に、園見学当日に心得ておきたいマナーを紹介します。
会社や仲間内でのコミュニケーション同様、早めの報連相(ホウレンソウ=報告・連絡・相談)は大切です。
マナーを守って、楽しく有意義な園見学にしてくださいね。
体調不良の場合は延期を
保育園には、幼い子どもたちがたくさんいます。
親子共に、どちらかでも体調が優れない場合には、事情を話し後日また見学の機会を設けてもらいましょう。
欠席、遅れそうなときは早めに連絡を
体調不良や急用で行くことができなくなった場合は、できるだけ早い段階で連絡をしておきましょう。
前日やそれより前にわかった場合には、早めに相談しておいた方が近い日程で別日を設けてもらいやすくなります。
また、子どものリズムや道に迷ってしまったなど、開始時間に間に合わなさそうな場合にも、早めに連絡をしてくださいね。
連絡無しでの欠席・遅刻は心配をかけますし、「全員揃ってから始める予定なので…」と他の見学者の方や園全体に迷惑をかけてしまいます。
数分の遅刻でも、一報入れておくのがマナーです。
また、園舎が複数(分園など)ありどこからはいれば良いかわからない場合なども、遠慮無く聞いてみましょう。
質問は最後に端的に、個人的な質問は説明会終了後に
園見学に向けて、聞きたいことをまとめておくのは良いことですし、説明を聞いて疑問点が出てくるのは自然なことですよね。
しかし、マンツーマンでの見学会であれば良いのですが、他の方も集団で説明を受ける場合には、質問を聞くタイミングや内容にも配慮するのがマナーです。
先生が話をされている間は、その都度質問をするのではなく、すべて説明が終わってからや「何かご質問はありますか?」と聞かれた時など、タイミングを伺うことが大切です。
時間の制限もありますので、できるだけ端的に聞くようにしてみてくださいね。
参加者が都度手を上げたりしていると、時間が長引いたり話の方向が変わってしまったり、他の方が質問をする時間やしっかりと見学をする時間が減ってしまいます。
気になることはメモをしておき、あとで聞いてみてくださいね。
見学前後、途中でお手洗いやオムツ交換は、必ず確認を取りましょう
説明会や見学の途中に、親子共にお手洗いに行きたくなってしまったり、赤ちゃんが排便してしまってトイレやオムツ交換を希望する場合にも、勝手に退室してトイレを使用してはいけません。
必ず先生にお手洗いを借りたい旨、オムツ交換をさせてもらいたい旨を伝え、伝えられた場所を使うようにしてください。
「さっき通った道にトイレがあった…」「職員・来客用ってところに行けばいいかな」と勝手に判断し使用するのはマナー違反です。
「廊下を進んで右手にありますよ」など、優しく教えてもらえますので、なんらかの事情で他にも中座せざるを得ない場合も含め、必ず先生に伝えるようにしてくださいね。
保育園見学は事前準備も大事!マナーは守って☆
持ち物もマナーも、特に特別なことが要されるわけではありません。
入園が決まったら毎日通うことになる保育園。
園見学は、我が子の園生活のイメージを膨らませるためにもとても有意義なものです。
ぜひ、積極的に申し込みをして、楽しく参加してみてくださいね。
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