子どもが幼稚園に入ると「箸が上手に持てるかしら?」「ハサミは使える?」「クレヨンでお絵かきできてる?」と、我が子を見ることができない分不安も大きいと思います。
実際私は、上の子が年少の時の担任の先生に「夏休みが終わったら全員補助箸ではなく普通の箸にしてください」と言われ青ざめた記憶が・・・(笑)
幼児教育を専門にしている知人に聞くと
「無理に持たせても、変なクセがついてしまい良くない。取りあえず指に力を入れる練習からしないと・・・」
と言われ、夏休みは指に力を入れる練習をしていました。
指トレーニング、ポイントは利き手の親指と人差し指!
まず指でこの形をして親指と人差し指を付けたり離したりしてみましょう。
小さなお子さんはこの付けたり離したりがまだまだスムーズにできないのではないでしょうか。
指をたくさん使う練習をすれば、この動きもスムーズにできるようになってきます。
指トレーニング①やわらかボールをピンセットでつまむ
我が家が実際にしたのは、親指と人差し指を鍛える意味で
材料はこちら
全て100円ショップで買えるものばかり♪
ピンセットでつまんでお皿に入れるというだけのものなのですが、「ピンセットは親指と人差し指の訓練にもってこい!」とのこと。
つまむものはこれ。
「フェルトボール」
これを選んだのは、見ていただくと分かるように大きさがまちまちだったから。
あとはピンセットでつまみやすいというのもポイント。
ただ!!当時の3歳児にこのゲームは簡単すぎました。
2歳の娘と甥は負けてばかりで可哀想なのでここでハンデ。
3歳組には
ビーズを渡すことに。つまむものが小さければ小さい程、ピンセットを押す力が強くなり、親指と人差し指の力がつくというわけです。
安く、簡単にできるのでおすすめです♪
指トレーニング②大きめのプラチェーン
100円ショップのおもちゃコーナーにも「プラチェーン」という名前で販売していると思うのですが、2歳3歳には少し小さ目なんです。
そこで、この大き目のプラチェーンを買いました。
先日久々に出したのですが、相変わらずよく遊んでいましたよ。
ネックレスにしたり、ただひたすらはめるだけ・・・という時もありますが、これも親指と人差し指をしっかり使わないとはめることができません。(あとはコツをつかむのも大事)
お店を回ったのですが、「プラチェーン」という名前をまず知らず店員さんに上手に伝えることができなかったのでネットで探して買いました(笑)
指トレーニング③ひも通し
今探しても見つからなかったので画像はお借りしたものですが、この「くまのひもとおし」も手先の練習にはとても良い上に可愛い!
ひもとおしと聞くと一か所だけに穴が開いていてそこに紐を通すイメージですが、このくまのひもとおしは数か所穴が開いているんです。
これで「全部通したから新しいのちょうだい!」ということにはならず、通した場所と違うところに通せばずーーっと遊べます。(最後はとんでもない団子状態になりますが・・・)
さらに蓋にスリットが入っているので貯金箱のようにくまを入れることができちゃう。
対象年齢が3歳からになっていますが、2歳弱の時に買っても十分に遊んでいました。
これもくまをつまんでひもを通すという指を使う練習にはとっても良いですね。
この「くまのひもとおし」が簡単になってきたら、先ほどピンセットでつまんでいたビーズを使ってネックレスなどを作ってみると少し難しくなり集中して取り組めます。
まとめ
今日は小さなお子さんが楽しんで指の力を鍛えられるグッズをご紹介しました。
ちなみに現在年長の息子は上手にお箸を持つことができています。年中の娘は何度言っても変なクセがついてしまい今矯正中です。
3歳まではエジソンのお箸を持たせていたのですが、現在は
こういった三点に意識させる箸で練習させています。
指に力が入らないと箸はもちろん、クレヨンもグーで持ったり、ハサミも上手に使えません。大人の私達は「なんで上手に持てないんだろう」と思ってしまいますが、子ども達にとっては全てが初めてのこと。
すぐに「使ってみて」「持ってみて」と言うのではなく、小さな頃から指先に力を入れる遊びを取り入れてみてはいかがでしょうか。